久喜提燈祭り「天王様」

提燈祭りの由来。


久喜提燈祭り「天王様」の起源は、天明3年(1783年)の浅間山の大噴火により、桑をはじめ夏作物が全滅したことによる生活苦、社会不安などを取り除くため、本町の宮本家の祭礼用山車を借りて、町内を曳き廻し豊作を祈願したのが始まりと伝えられています。祭りは曜日に関係なく7月12日から18日に行われ、山車は12日と18日のみ曳き廻されます。
上清久の「天王様」は、八坂神社に安置してある御幣代台の裏面に元文3年(1738年)戌午歳五月吉祥日と墨書きされているのが発見されていることから、この時期より祭りが行われていたと推測されています。明治以前は、毎年旧暦6月7日から15日まで行われていましたが、その後15日となり現在では7月15日に近い日曜日に行われています。
八雲神社の神輿に祀られている牛頭天王尊像は平成24年(2012年)に復元されました。5年ごとの祭りの日が御開帳になります。

◆久喜八雲神社の山車行事
平成16年4月1日
久喜市指定無形民俗文化財指定


上清久の「天王様」


 上清久の「天王様」については、八坂神社に安置してある御幣台の裏面に元丈3年(1738年)戊午歳五月吉祥日と墨書きされているのが発見されていることから、この時期より祭りが行われていたと推測されています。山車行事が始まった時期については、定かではありませんが、地元の人の話によると、以前は、江戸時代に作られた山車があったということから、山車行事は江戸時代から行われていたと思われます。
明治以前は、毎年旧暦6月7日から15日まで行われていましたがその後、15日となり、現在では7月15日に近い日雇日に行われています。

 

八坂神社の例大祭、上清久の天王様


埼玉県の北東部に久喜市があり、その北西に上清久があります。
 以前は上清久村としてあり、明治22年に六万部村、上清久村、北中曽根村、所久喜村、下清久村の五つの村が合併して清久村が出来ました。その後昭和29年に久喜町、大田村、江面村、清久村が合併して久喜町になり、昭和46に久喜市が誕生しました。
 上清久は東、本村、新田の三つの耕地があり、それぞれに神社が1社ずつあります。東は八幡神社、本村は長宮神社、新田は雷電神社です。祭りの時はぞれぞれの神社が拠点となります。
 八坂神社の例大祭、上清久の天王様は、毎年7月15日に近い日曜日に行われます。昔、明治以前は毎年旧暦6月7日より15日まで行われました。その後、15日になり、現在に至ります。
 

見所満載!昼も夜も迫力の山車をご覧いただけます!


 祭当日は朝が早いです。朝一番に子供達がお獅子をかぶり家々を巡り無病息災を祈願します。家の入り口にさしかかると『あーらーらー』と大きな声と共に入ります。現在は玄関でお払いをするのが多いですが、少し前までは、家の中まで土足のまま上がり家の中一回りしていました。山車の曳き回しは、9時頃から人形山車で始まり、天王様(車輪の付いた御輿)を先頭に各神社を回り最後に八坂神社に集まります。最後に手打ちを行い15:00頃に神社に戻ります。これで昼の部は終了します。休憩をとった後、今度は夜の部の準備をします。人形、幕、彫り物を外し山車本体だけにしてから提灯山車を組立します。18:30頃から再び曳き回しが始まり上清久交差点に3台の山車が集まります。3台の山車が集まると祭は最高潮になり山車同士がぶつかり合いをします。この祭は別名けんか祭とも呼ばれ、山車同士の競い合いします。21:30頃に手打ちをして3台は別れ各神社に戻り22:00に終了します

◆上清久八坂神社の山車行事
平成17年4月1日
久喜市指定無形民俗文化財指定


八雲神社


八雲神社は天王院の境内に所在する神社であり、旧久喜町の総鎮守である。元は天王院の別院として祭られ「天王宮」と称されていたが、明治初期に行われた神仏分離によって明治6年(1873)3月に祭神は天王院より氏子へ移され、その際「天王宮」より「八雲神社」へと改称された。八雲神社の祭礼は、久喜の夏祭りで古くから行われており、「久喜の天王様」「久喜提燈祭り」または「けんか祭」とも言われ、毎年7月12日から7日間行われている。祭礼には、この八雲神社の神輿が祭礼の中心となり、各町内からは山車が出て華やかさをそえる。
 神社の由緒書によると、江戸時代、久喜の藩主米津氏の尊信をあつめたということで、奉額や社殿の修繕の事が記されている。享保年中(1716~36)に社殿の再建がなされ、神輿は、文化年中(1804~18)に新調されたともある。その後天保8年(1837)に修理されている。その後の調査で永濱家文書から神輿を元治元年(1864)6月に160両で購入した記録が発見され、江戸から船で運ばれたことがわかった。また、明治30年(1897)と昭和55年には、多くの市民の協力により全面的修理がなされ、現在に至っている。

◆八雲神社の神輿
昭和53年11月17日
久喜市指定有形文化財指定