久喜提燈祭り「天王様」

蝋燭の炎

久喜提燈祭りの提燈はすべて蝋燭の炎です!
 最近の山車祭りでは、提燈の明りに電気を使用している所が多いようです。久喜では本物の蝋燭を使用しています。ですから、山車が揺れると蝋燭の炎も揺れます。提燈の灯りが揺らぎ、提燈が持つ独特の灯り作り出しているのです。
 また、19時ごろから22時ぐらいまでの長時間を一本の蝋燭でまかないます。時折、激しく動く事もある提燈山車なので何かの拍子に火が提灯にうつり、提燈が燃える時もあります。そんな時は、燃えた提燈の近くにいる人が、竹枠に足をかけて素早くかけあがり、他への延焼を防ぐために燃えている提燈を叩き落とします。山車内には予備の提燈が積まれていますから、叩き落とされた箇所には、素早く新しい提灯が取り付けられます。

山車の方向転換・ブレーキ・回転

 山車の方向転換は、若集が力任せに豪快に行います。「せーの」の掛け声とともに気合を入れて一気に方向転換します。180度方向転換させる事もあります。
 基本ブレーキは付いていません、急ブレーキの場合山車の車輪の下にブレーキ版(鉄で出来たストップ板みたいなもの)を投げ入れます。その際、激しい揺れと傾きが迫力ある山車の動きを演じます。見どころです!
 久喜提燈祭りの山車の上部は回転します、最高潮になると山車を回転させます。提灯山車でのパフォーマンスであるため、人形山車では行いません。
 12日・18日の20:20過ぎ駅前ロータリーでは全山車が回転パフォーマンスを行います、これは他の「提燈祭り」でお目にかかることが出来ない物だと思います。全山車が一斉に回転する様は久喜提燈祭り「天王様」ならではの光景です!是非一度見ていただきたい!また、山車を回転させるため、力強く、法被をなびかせて疾走する、4隅にはりつく引手にも注目です!


組み替え

16:00頃から山車の組み替えを始めます。昼間の人形山車から夜の提燈山車に組み替えられます、久喜提燈祭り「天王様」では、クレーンや重機を使わず、人の手で組み替えられます。
町内からお囃子の音が消えた頃、各町内の神酒所近くで組み替えが行われます、マップ、位置情報を参考に是非、組み替えをご覧ください!各町内それぞれにそれぞれのやり方で組み替えを行っています。これも長年の伝承が生きているものです、次世代に祭りを受け継ぐ姿勢が垣間見えることでしょう。